2010年2月6日土曜日

100206/自主稽古一日目

100206自主稽古一日目
お芝居の魅力って?演劇をめぐる哲学。
@芸術創造館
/10:00-15:30











今日から2/20まで、安田さんがいらっしゃらない間、4つの演出プランごとにチーム分けされたメンバーで自主稽古。

昨日、「哲学への権利——国際哲学コレージュの軌跡」というドキュメント映画を観てきました。
本編は、1983年にジャック・デリダやフランソワ・シャトレらがパリに創設した半官半民の研究教育機関 「国際哲学コレージュ(CIPH)」をめぐる初のドキュメンタリー映画で、この研究教育機関の独創性を例として、収益性や効率性が追求される現在のグローバル資本主義下におい て、哲学や文学、芸術などの人文学的なものの可能性をいかなる現場として構想し実践すればよいのか、を、監督・西山雄二が歴代の議長を含む関係者7 名へのインタヴューを通じて、大学、人文学、哲学の現在形と未来形を描き出す、という内容。
映画上映の後はかならずゲストをお呼びして西山監督と対談。
全国で開催していますので、興味のあるかたは是非。
詳しくは、下記↓をクリックください。
http://rightphilo.blog112.fc2.com/

この映画が紹介された新聞記事の中で、西山さんは「哲学とは本来、問いを正確に立てる作業であり、現代では問いがあまりにも多く、かつ、それに答える要求に追い込まれています。その中で、問いを絞り込み、問いが問いであると成立するように示すのが哲学の使命です」と語っています。

今回のwsでも、タイトル説明の、
「役者やスタッフにうまく答えられない」
「自分のイメージを仲間と共有できない」
「判断を迫られて迷ってしまう」
「そもそも演出の仕事って何だろう」
そんな、
まさに真っただ中。

参加者21名は、
年齢も、性別も、過ごしてきた演劇事情も、
今まで育って来た環境も、現在、置かれている状況も、まったく違う中で過ごす三ヶ月はかなり苦しいし、各自孤独な作業もあるのではないかなと思います。

演劇をめぐる哲学を、身体と心で習得しつつ、
泣いても、笑っても、何も考えなくても、
問題を
適当にいいかげんに済ましても、成り行きに任せていても、残りあと一ヶ月ちょっとで小屋入り(ws終了)です。

という訳で、今日のメニューは、
*名前鬼
*参加者の身体訓練の持ち回り。今日は末廣一光さん。
*その後は、各チームで演出プランのブラッシュアップ。














































































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「平成・大阪・合邦辻」
[へいせい・おおさか・がっぽうがつじ]

日時:3/12(金)19:30
    13(土)14:00 19:30
    14(日)14:00
料金:一般 1000円/学生(高校生以下)800円(当日はそれぞれ200円増)
* 受付開始・入場整理券の発行は開演の1時間前。開場は30分前。
* 全席自由・未就学児の入場はご遠慮下さい。
* 学生の方は受付時に学生証をご提示いただく場合があります。
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会場:大阪市立青少年文化創造ステーション(KOKO PLAZA)
JR京都線(東海道本線)「新大阪駅」下車、東口(南側)より南東へ徒歩約5分
地下鉄御堂筋線「新大阪駅」下車 中改札より東へ徒歩約10分

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チケット取り扱い:
*チケットぴあ Pコード:401-422 
0570-02-9999(音声自動予約) 
0570-02-9988(オペレーター対応)
*大阪城ホール文化振興部 ws★osaka-johall.com  ★=@ 
fax / 06-4792-2065
※ポストカードご持参の方は、前売料金でご入場いただけます。
ポストカード設置場所:
・大阪市立青少年文化創造ステーションKOKO PLAZA
・大阪市立芸術創造館
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お問合せ:
財団法人大阪城ホール「演出家の仕事」係
〒540-0002 大阪市中央区大阪城3番1号
http://www.osaka-johall.com tel / 06-4792-2061