100110ワークショップ六日目
お芝居の魅力って?命がけでやる才能への対価を払い、
また、それを観に行く価値。
@KOKOPLAZA/10:00-18:30
こういった人材を育成するワークショップ事業は、中々書面では言い表せにくい。
でも当然、「事象と言説」を行き来しながらの作業で説明責任も必須。
そして「頭で分かっているつもりでも実行出来ないのは出来ない証拠」を体験する事は、鑑賞型では、地肉にはなりにくいでしょう。
人が人を作り、紡いでいき、発展していき、書面ではなく人で継続し、そして実際の現場で理解しないと、なかなか蓄積出来ないのも一般的。
でないと2500年前のギリシャ悲劇も今に残らなかったはず。
人が現場を作り、人の中に蓄積したモノは、人というソフトとハードも大切に扱う、という意識を一つの事業として、コミュニティの公共性の担保として、公共が担う大事な部分なのではないでしょうか。
今日は公演当日にスタッフとして入っていただける、NSPの近藤さんが見学に来られました。
という訳で、メニュー
*名前鬼
今日のエリアは三角形。だんだん狭くなります。
名前も変われば、動きも変わる。
瞬発力。記憶力。
*参加者の身体訓練の持ち回り。今日は齋藤直人さん。
*滑舌
・あえいうえおあお、か…、さ…、を一気に一息に、息を使い切る。
・丹田を意識しないと声が枯れます。
*謡
・林家彦六師匠のふるえ方も一つの参考に。
林家彦六師匠とは↓クリック。
木久蔵 「ばがやろぉぉ 早く食え」
林家彦六ウィキペディア(Wikipedia)
*題材についての研究発表の進捗状況。
・作者の生涯
・作者の行きた時代
・上演史
・先行作品
・人形浄瑠璃とは何か
・歌舞伎とは何か
・上演について
*こんな仕草にグッと来る。
男女分かれて言い合い、そのシーンをやってみる。
・pcの使い方が分からない時に背中越しからそっと教えてくれる男性
・自宅で映画を見ていて怖いシーンの時に手を握ってくる女性
・高い所の本をとってくれる男性
とか。
自分はどんな時にグッとくるのか、
台本を読んでいてもどのシーンにグッとくるのか、ピンとくるのか、
の自分の内面を探る作業。
*最後に、劇団山の手事情社20周年公演第一弾『道成寺』を皆で鑑賞。
次回wsまでに感想10個